夏の花 2
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6月はじめ内房はビワの盛りとなる。地元の人もビワを求め、親類、縁者に送っている。今年はとりわけ出来がいいようだ。

さてこのビワ、我が家の東側の道にはみ出して実ったもの。ためしにいただいたところ、ウマイ。売っているものよりはるかに小さいが、みずみずしさ、甘さは負けていない。
高いところにも実がなっているのだが、それはサルの領分。この時期忘れずに来訪する。
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朝早く寒さに目が覚めた。ストーブの火は消えている。しかしその背後にまで日が差し込んでいる。ストーブは部屋の中心にあるのだが朝日をさえぎるものがないので日が差し込むのだ。
日がこんなに差し込む朝、時に外は霜が降る。夜放射冷却がはげしかったのだ。
房総は無霜地帯というがそんなことはない。
涼しげな文様をみせてくれるミント。
うちの菜、よその菜。
双方とも、霜というかキツイ朝露に遭っているが、いたって元気である。
よその菜はもう収穫が一部はじまっている。
さてスイセンその後。
下のスイセン畑を見に行って、ビックリ。
日影にあるだけにかなりきびしそう。でも
朝日が霜をとかし水分の補給となり、すぐに咲きだすだろう。それまだお待ちを。
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やっとエノキが本格的に芽吹いた。四囲が浅緑に彩られても、この木は冬のままだった。
夏に濃い木陰をつくり、夏の木、榎、という字をもらいながら、この木の春は遅いようだ。
そのことが幸いしてエノキの下の日本水仙は、今葉を茂らせ球根を太らせることができる。
さて、エノキの漢字は日本でつくられたのではない、という説。夏は季節のナツのことではなく、帽子を冠り、衣服を身にまとい、足をつっぱって踊る古代人の姿であって、それが夏。漢王朝よりはるか以前、中国初めての王朝・夏王朝、その夏人の姿に似た木であるということから「榎」という字があてられたという説。どうもこっちのほうが正しそう。
いずれにしても帽子を冠り、夏に木陰をつくる、という木の姿からの漢字である。
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エノキです。拙宅のシンボルツリーとなっています。最初誰に聞いても何の木かわからず、葉の形、ごく小さな花が咲き、ごく小さな木の実がつくということで、図鑑から特定できました。
冬は葉を落とし、周囲に明るい日差しを入れ、涼しい木陰をつくってくれます。
これから季節の芽吹きがさわやかで、秋の明るい黄葉も見ものです。
エノキは木偏に夏と書きます。独立樹でかなりの大木になり、夏に葉をこんもり茂らせ、いい木陰をつくるので、この字が日本で作字された、というのが定説です。
木偏に春で、椿
木偏に夏で、榎
木偏に秋はなくて、草冠に秋で、萩
木偏に冬で、柊
ということで、榎は夏の代表樹に選ばれる光栄に浴しています。
とこらが、この説には異論がある、という。それについては他日書きます。
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もう当地に通いだした7年になるのに、わが敷地内に桜の木があるのにうかつにも気づかなかった。
一昨年、東側の木々があまりにだらしなくなっているので、手を入れた。蔦が縦横無尽にからまり、もとの木がほとんど枯れ死寸前であった。ていねいに蔦をとりのぞくと、弱々しげだが2本の木の若木が出てきた。この辺によく生えている木とちがう。案の定わずかながら春に花を咲かせた。桜の種類は特定できないが、たぶん旧地主が植えたまま忘れてしまったものだろう。
よく日が当たるように周囲の木を選定し、堆肥も根元近くにいれた。若芽を毛虫にやられる被害を乗り越えて、今年の開花である。
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