ビワ湯
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建築家宮脇檀(まゆみ)氏に申し訳ないが、晴天の日にはふとんを干させてもらう。氏はその著作の中で、日本の風景のなかでみっともないのは、布団干しである、という。お説そのとおりで、確かに東南アジア的風景である。ヨーロッパやアメリカでそんなことをしたら、非難ゴウゴウ、やり続ければその地区を追い出されるにちがいない。
しかし、ここは日本。猛烈な多湿の国である。干さずに寝続ければ身体からのコップ2杯の水分も加わって、敷ブトンからカビだすこと間違いなしである。あのひんやり冷たいフトンにそろそろ足を差し入れるときの不快感といったらない。
ふとん乾燥機もあるがCO2問題からできたら使いたくない。たっぷりの日差しがあるのにそれを利用しない手はない。
美観に配慮してふとんは全部白、ないしシロ系。そもそもどんづまりのこの家を見上げる人はまづ来ないのだが。
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我が家へ到る道路です。
広いように見えるが1車線。拙宅の前で行き止まり。T字路になっていて、右も左もその先に行けない。Uターン用のT字路である。ここに車を止めて、歩いて山に入る人以外ない。道は3つある。一つはとなり村を結ぶ山道でハイキングコースのようになっているが、実際にハイキングで通った人を見かけない。
もうひとつは山すそをまわって果樹園にいく個人の道。もう1本は昔の農道で下に下っている。その先に水田があるのだが、その水田には別に広い道路があるので、わざわざこの道を通る人はいない。ほとんど私だけの散歩道である。
里山のどんづまりの土地。ここに家を立てるのに思わぬ苦労があったが、それについては後々詳述します。
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