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2012年8月29日 (水)

上野の森に絵を見に行く

8月23日、上野の森へ絵を見に行った。
JR上野駅北口を下りるとドーンとフェルメール。
青いターバンの少女がお出迎えだ。

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少し歩くと、ここにもフェルメール。

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上野の森で同時に2点のフェルメールに会えるなんてスバラシイ。
日本人はフェルメールが大好きなんだ。異常なほど。
かく言う私も嫌いではない。
でも今日は目的がちがう。

ホリウチ君の絵に会うためだ。
フェルメールの誘惑を断ち切って、都美術館へ。

ホリウチ君の絵は以前に紹介したことがある。
このブログのカテゴリーで、「友人・堀内壽与さんの作品」にあります。

彼はその後も画業に専心していました。
そして、今回「全展」の大きな賞を受賞した。

100号の大作です。

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彼は北海道の雄大な風景を大俯瞰で描くことを得意としています。
そのパースペクティブ(遠近法)の描写がすばらしい。

今回の絵も画面の中央の山羊蹄山を消失点ににして、山村の田の畦道がみごとに描かれていました。
もっとも画家に聞いたところ、ここは現実には畑であったが、それを水の張った田にしたんだ、とのこと。
その着想がすばらしい。田は満々と水をたたえ、青空と雲を写しこんでいる。
この山村の風景は現実にはない。そのフィクション性がこの絵をヴィヴィッドにしている。

同級生4人が集まり、この絵を肴にしばし歓談。
新装なったレストランで昼からビールをいただき、至福の時間を過ごしました。

2008年5月15日 (木)

堀内さんの展覧会

北海道在住の堀内さんは、年に何回か上京し、東京で自作を展示する。

といっても個展ではなく、今回も彩遊展の協賛会員としての参加。ほとんどの人が1点出品のなか、彼はちゃっかり5、6点出品していた。絵はどんどん明るくなり、どんどんよくなっている。もう日曜画家の領域を超えている、と贔屓目でなく思う。スナップで撮った写真だが、紹介します。

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2007年10月10日 (水)

堀内壽与さんの絵 5

第5回目の堀内壽与さんの絵の紹介です。
これで最終回です。
絵をクリックしてください。大きくなります。

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289  旭岳  20号

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290  札幌の街  6号

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291  北イタリアの漁村   30号

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292   石狩灯台  6号 
灯台は一面の砂原に建っている。そこには木製の歩道が出来ている。
春、浜ぼうふうという三つ葉に似た草が採れる。乱採集を防止する意味から区域を決めて採取禁止している。
絵は川の対岸から見たところで、夕日が絵の左方向に落ちる。手稲連山がシルエットで浮かび上がり素晴しい夕暮れになる。

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293  早春の茨戸川  6号 
札幌近郊の川で3月中ごろになると、やっと一面に積もっていた雪が溶け出して、川の中心部から流れが見られるようになる。午後2時ごろ、手稲山が見える。

    

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299  百合が原公園のサイロ  6号

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300  サイロのある風景  8号

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318  冬 札幌の街  20号  

堀内さんからは、1回から4回で紹介した絵にもコメントがきました。
追記しましたので、見てください。

これで絵の紹介は一応終わります。
堀内さん、すてきな絵をありがとう。

堀内壽与さんの絵 4

第4回目の堀内壽与さんの絵の紹介です。
あと1回分あります。絵の紹介文が少し堀内さんから届きました。

絵をクリックしてください。大きくなります。

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271  樽前ガロー  6号

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274  白樺の並木  6号

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275  アルファンブラ宮殿   6号

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276  トレドの橋   6号

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277  オーヴェルの教会  6号 

オーヴェル・シュル・オワーズの教会はゴッホが描いて有名になった。
    

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278  冬の手稲山を望む  20号

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282  長崎のめがね橋  6号

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284  跳ね橋のある風景  15号  

ゴッホが描いて有名な場所。今は当時と同じ橋がレプリカで残されていて、周囲が公園風になっている。両岸がコンクリートになっているので、昔とは大きく変わってしまったと思う。

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285  初冬の茨戸川  10号

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286  城砦都市エックモルト  5号

2007年10月 6日 (土)

堀内壽与さんの絵 3

第3回目の堀内壽与さんの絵の紹介です。

まだまだあと2回分くらいあります。

絵をクリックしてください。大きくなります。

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258  初秋の茨戸川  15号

札幌近郊の小川で、作者の家の近くにはこのような風景が多くある。季節ごとに違った趣あって楽しいものである。

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259  樽前ガロー  15号

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261  早春   6号

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264  トレド風景  8号

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265 秋の道庁  8号

北海道庁の庭園。木々が多く秋には綺麗に紅葉する。6月ごろは池に睡蓮の花が咲いて、親子の鴨が泳いでいる。

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266  平和の滝(札幌西野)  10号

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267  アルファンブラの町並み  8号

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268  静物  8号

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269  札幌近郊の風景  6号

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270  札幌近郊の風景  8

2007年10月 1日 (月)

堀内壽与さんの絵 2

 ひきつづき堀内壽与さんの絵を紹介します。

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5064  夏 札幌の街  100

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5071 花畔埠頭 100号     石狩新港にある埠頭の一つ。 大きなコンテナ船が入港したときだけ、クレーンが忙しく稼動する。休日は家族連れでチカ釣りが盛ん。

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5077  初冬      20

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5080  合掌造り集落 五箇山  50

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5084  苫小牧 中央埠頭  30

苫小牧の製紙会社にチップを運んで来た船か。早朝に雨が止んだ後だった。作業が続いていたが、テロ防止のために警備が厳しくなって、このような場所に近づけなくなって来た。

Photo

251  早春のダム湖  100

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254  早春のダム湖  10

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255  オンフールの港  30

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256  早春の近郊風景   6号

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257  コンクリート橋  6号

昔 木材を切り出して運んだ貨物列車の線路跡で、川を渡る所だけがコンクリートで残っている。 このほかにも4箇所ほどの橋があるが、近くまで行って見るのはなかなか難しい。

 

2007年9月30日 (日)

堀内壽与さんの絵 1

これから数回にわけて、私の親しい友人である堀内壽与さんの作品を紹介します。

彼とは小学校、中学校ともに学び遊んだ仲間で、以来ウン十年かわらず親交を深めています。

現在札幌に住み、札幌周辺の風景に魅せられ、絵筆をとっています。

先日彼の個展で会った折に、「自分の作品を友人、知人、関係者にインターネットで見てもらいたい」とのことでした。「私のブログでよければ、よろこんで紹介しよう」と申し上げ、『トカイナカのすすめ』に、のせさせていただくことにしました。

札幌の市内に住み、毎日のように郊外へでかける彼もトカイナカ人です。しかも絵画というすばらしい表現手段をもっています。

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秋の手稲山      5018  20

幌から小樽に向かうバイパスの途中で、畑や防風林を越えて町並みが見え、その先手稲山の山すそにつながる。10月の下旬、紅葉が山頂から降りてきた頃。


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札幌時計台            5024  15

札幌の中心にある有名な観光スポット、実際にはビルに囲まれて思ったほど大きくない建物だが、年間30万人以上の来館者あるとか。建物正面や右端の所にあるお立ち台に立って、歩道からの写真が撮れる。

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夏 札幌の街          5025  10

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冬の手稲山を望む      5030   6

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水族館の魚            5036   8

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茨戸川                5037   6

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春を待つ札幌教会      5043  15

教会は大通り公園テレビ塔の東側にあって、石狩街道に面して建っている。 歩道から直ぐ建物で敷地の中に入って見上げた感じで描いた絵。3月中ごろで、道路の雪も融けはじめ、建物の周りの雪ももうすぐ消える。札幌窓辺展出品作品で銀行のショーウィンドウを飾った。

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樽前ガロー            5046  100

苫小牧に近く樽前山がある。 春、山からの融雪水が一気に流れてくる渓谷で、5月ごろが見頃である。谷は両側の崖の上に道路があって、5、6Mの高さをよじ降りる?感じ。

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初冬の或る日          5053  100

小樽カントリークラブ入り口に近く、国道から西を見ると手稲の連山が札幌から小樽に向かって延びている。右方向が小樽方面。昼前の逆光を使って、笹薮に積もった雪が小山になって面白い。

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陽春の頃              5057  100

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