トカイとイナカの往復
横浜(自宅)と千葉(房総・鋸南富山)との往復にはガソリン代が上がったとはいえ、車で往復することが多い。ドアツウドアで1時間少々。館山道の貫通でずいぶん早くなった。一気に行ってもいいのだが、途中で一息入れる。
トカイ生活とイナカ暮らし、その切り替えをしたくなるのだ。ドライバーが高齢(?)ということもあるしね。
それには君津にあるサービスエリアがいい。トイレと自販機とベンチだけの休憩所。
トカイナカの生活をつづけるための条件のうち大事なのは、2点間の距離と時間。
横浜(自宅)と千葉(房総・鋸南富山)との往復にはガソリン代が上がったとはいえ、車で往復することが多い。ドアツウドアで1時間少々。館山道の貫通でずいぶん早くなった。一気に行ってもいいのだが、途中で一息入れる。
トカイ生活とイナカ暮らし、その切り替えをしたくなるのだ。ドライバーが高齢(?)ということもあるしね。
それには君津にあるサービスエリアがいい。トイレと自販機とベンチだけの休憩所。
トカイナカの生活をつづけるための条件のうち大事なのは、2点間の距離と時間。
ガソリンの高騰 どうする !
アクアラインが時間帯限定にせよ安くなったのは、首都圏(横浜)と千葉(房総)を頻繁に往復する呉馬にとって大助かりだが、ここへきてのガソリンの高騰。対策を講じなければ。
1 道の駅に車を置いておいて、
2 長距離バスで横浜へ
3 都会では電車等で動き
4 横浜からバスで道の駅へ
5 止めてある車で山荘へ
道の駅には、長距離バス利用者のための駐車場が完備されていて、一泊二泊して問題はない。
バスは予約なしで乗れる。東京←→房総は予約が必要だが、房総←→横浜は最近できた路線ですいている。
都会では車なしでも困らないが、親戚に行く、大きな買い物のときなどのとき、ちょっと不便。
肝心の料金だが、ひとり往復4600円。車だと高速料金が通勤時間帯で4600円と同額。ガソリン代が約2500円。その分バスのほうが安い。しかし二人だと車のほうがまだ安い。
ということで、バス利用も決定打にはならないが、考えなければならない。とくに後期高齢者になったらバスの方が本命かもしれない。
トカイナカ暮らしは、その往復にいつも多少のネックをかかえている。
バスは横浜駅東口のそごうのとなりから発着する。
本牧埠頭あたり、ふだんドライバーは観賞できない景色をバスだと楽しめる。
不思議な渋滞
週末の夕方、ラジオやテレビで「小仏トンネル」「大和トンネル」などという地名をよく耳にする。レジャー帰りの車で渋滞をひき起こす名所である。最近これに「アクアライン浮島出口」というのが加わった。
アクアライン。かの悪名高い失敗プロジェクト。需要予測を誤り、膨大な累積赤字のお荷物道路が、千客万来、渋滞を引き起こしている。不思議である。
実は、東日本高速道路(株)が行う社会実験と称する割引制度が始まり、ETC装着車が朝夕の通勤時間に限り大幅に割引されることになったのだ。かつての3000円が1500円に、その先の有料道路も半額近いという大盤振る舞い。レジャー帰りの車も通勤割引の対象である。
となれば誰だって割引の狭い時間帯を狙う。土曜日曜の帰り車が集中し、アクアラインのトンネルの中に排気ガスが充満する。そんなことは簡単に予測がついたはずである。割引は歓迎するが、時間帯を限るなんてケチなことをせず、常時安くして欲しい。
社会実験とは、もしかしたら、テレビ、ラジオで「アクアライン渋滞」を大々的に報道してもらうことで、起死回生のイメージアアップを計ろうとしているのではないか。中央道、東名道と並ぶ渋滞道路となれば、もっと多くの車が通るようになる、会社ではそう目論んでいるのではないか。謎である。
白アジサイ。比較するものがないので分かりにくいが、我が家のは、ばかに小さい。
8月20日から館山道、アクアラインの割引社会実験が始まった。ETC利用者車にかぎり、また時間帯限定だが、割引が適用されると、アクアライン2320円が1500円に、館山道が5割近く割引される。
千葉市付近の渋滞緩和とアクアライン、館山道の利用促進のための試験的な試みである。結構なことだ。トカイナカ人にとって頻繁利用する有料道路の法外な高価格が問題だと指摘した当方としては、いいニュースであるとj歓迎したい。
だが問題点がある。
社会実験とはいいながら割引の告知がまったく周知されていないのである。
私はラジオで知った。すぐにNEXCOのページに入ったが、昔からやっている3000円→2320円の割引しかでてこない。
アクアライン、割引、8月20日、をキーワードにして、国土交通省とNEXCOのだしている、マスコミ向けプレスリリースのページにたどりついてようやく内容がわかった。
社会実験という以上、利用者に割引制度が始まったことを十分知らせ、その内容を理解させ、さあ、どちらを選びますか、と選択させ、その効果を測定するものだろう。
多くの人が知らないうちに実験をしても何も結果はでてこない。
それとも、社会実験という名の恒久的な割引なのだろうか。前回みたいに。もしそうならETCをつけていない車はものすごい不利になる。恒常的に3000円と1500円の差がつくのだ。
生活用品の重複
家電製品(冷蔵庫、電子レンジ、空調機、洗濯機、掃除機、パソコン、テレビなど)、寝具、調理器具、食器、衣類など。すべて2セットそろえなければならない。
短期の滞在ならば、なくてもなんとかなるものでも、週のうち3、4日、ひと月15日、1年のうち半分滞在するとなると、さまざまな生活用品が二重に必要になってくる。これらの家庭用品を調達し、メンテナンスしていくことには費用もかかるし、結構疲れる。
ライフラインの二重出費
電気
ガス、都市ガスとプロパンガス
水道
固定電話
インターネット
町会費(自治会費)
固定資産税、
電気、ガスなどは基本料と従量制になっている。基本料は二重になってしまう。
覚悟はしていたことだが、二地域居住生活が始まってみると、固定的な支出がどうしても多くなる。
直接の出費ではないが、金融機関の口座開設。振り落とし口座を新たに開設しなければならず、口座が増えていつも残高を気にしていなくてはならない。
まあ、こんなことはいろいろあるのだが、それに勝るメリットがあるのだから、元気なうちはまだまだトカイナカ生活がんばる、というのが正直な心情です。
ということで、トカイナカ生活いい点、困った点、ひとまず区切りをつけます。
なにかあればまた書きます。
写真 ようやく車は里山の拙宅に着いた。横浜からここまで途中どこにも立ち寄らなければ1時間半。
都会人の移住支援は?
トカイから距離がある農山漁村では人口減少、高齢化が深刻になり、地域社会に危機感が醸成されている。こういうところでは、都会人を受け入れる土壌が出来つつある。村民、役場あげて移住を促進しようとしている。
以前ほどトカイからの移住は苦労しないで済むようになった、と国土交通省はいう。本当だろうか。
二住生活の可能な地域では大いに温度差がある。
大都会に比較的近い地域ではそんな空気は具体的に感じられない。高齢化は進んではいるが人口の増減はほぼ一定。役場の職員は少しずつ積極的になりつつあるが肝心の町民、村民は依然としてヨソモノに対して非協力的である。
役人は空き家をさがして持ち主に貸すように示唆するが、村民は積極的ではない。見知らぬ都会人には貸したくないのだ。私の住む地域に限って言えば「イナカ暮らしの支援のNPO法人」なんて見当たらない。
国交省では、2地域居住者の促進のために、自ら情報を発信し、また巨大なポータルサイトを立ち上げる計画である、という。どうもわからない。今、都会人がイナカ暮らしをしたいのに、悩んでいることは、情報が不足しているということなのだろうか。
情報はネットで十分探せる。雑誌もある。自分の夢を描き、その実現にあたってはたして新たに官製のポータルサイトが必要なのだろうか。そこにいい情報が集まり、人が多く集まってくるだろうか。
そんなことより、2住生活のネックになっている交通問題の前進に注力してほしい、というのが私の願いである。
もっと交通費が安くなれば、もっとアクセスに時間が短縮されれば、多くの人がおのずと都市と田舎の両方のよさを共有するようになるにちがいない、と思うのだが。
写真 車はもう少しで自宅というところで、路肩注意のカンバン。スピードを落としそろそろと行く。
交通網の発達でアクセス時間も短くなりつつある、と国土交通省はいう。はたしてそうか。
二住居を頻繁に往復するには片道、ドアツウドアで1時間半か2時間くらいが望ましいが、そうなると地域が限定される。
3時間以上もかかるとなると往復する頻度は減ってしまう。
列車、高速バスの場合、家から出発の駅、着いたところからイナカの自宅までの交通手段と時間も問題である。
片道3時間以上のアクセス。30代、40代の人、車の運転が好きな人にとっては、3時間以上の運転もさして苦痛ではないかもしれない。しかし、歳を重ねていくと長時間運転はだんだんつらくなるのが、私の実感である。
たしかに車で往復する房総は近くなった。館山道が開通したので千葉市方面から、あるいは東京方面からのアクセス時間は短縮された。(7月11日配信参照)観光シーズンでの渋滞も解消され、トカイとのアクセス時間は確かに短くなる。くりかえしになるがその分の費用はしっかりかさむのだが。
日曜日の夕方ラジオを聞いていると、番組を中断して頻繁に道路情報が流される。小仏トンネルを先頭に○○キロ、花園を先頭に○○キロ、矢板を先頭に○○キロ、などなど夜かなりおそくなっても放送されている。会社や学校のある年代のひとの週末帰宅はたいへんな苦労だ。
私のブログの表題 「トカイナカのすすめ 都会+田舎=快適生活」のしっぽに「?」マークをつけた所以である。
写真 車は明るい峠道をゆく。家はもうすぐ。
トカイナカ二地域居住の条件としてアクセスの時間が短い、ということが大切な条件だ。
今度館山道が全通したので、その部分を乗ってみた。
館山方向へ。ここからが新しくできた道。
主道路に乗る。「あ!2車線道路だ」
それもすぐに終わって、1車線。丘を切り開き、
谷に橋を渡して、道はゆるやかに内房海岸へと向かう。
「おっと、動物注意のカンバン」絵はタヌキである。
途中にパーキングエリアがある。トイレと飲み物の自販機のみ。
買い物や食事をしたい人はもっと先、富楽里までいかないと。
鋸南富山で降りる。所要時間20分。確かに早い。料金は950円。
首都高からアクアライン、館山道と一気にくると、
時間帯にもよるが、4000円は越えそうだ。これがつらい。
国土交通省は言う。交通網の発達し、高速化、低料金化がすすみはじめた。
本当か。
トカイナカ生活は、頻繁な往復がライフスタイルの前提となる。1週間単位、2週間単位。1カ月単位。いずれにしても避暑、避寒の別荘暮らしとはちがうので頻繁に往復することになる。交通費が問題である。
高すぎるのだ。たとえば、東京から90キロの千葉県房総。
○JR東京発内房行き 一人片道 3190円。夫婦で往復12760円。
○東京駅発 高速バスなのはな号 一人片道 2100円。夫婦で往復割引で8000円。
○自家用車 高速料金片道都内、アクアライン、その先有料道路で。
有料道路の延伸で便利にはなるが料金はもっと上がる。1往復に1万円以上かかる。
列車、長距離バスの場合、駅ないしバス停と住まいとの距離が問題だ。歩ければいいが、距離があれば車の送迎が必要だ。
結局荷物もたくさん積める自家用車での行き来がもっとも便利となる。
交通費の問題は東京発、千葉方面だけでなく、茨城でも栃木、群馬、埼玉、山梨方面でもさして変わるまい。この費用は節約のしようがあまりないので、2地域居住者には重くのしかかる。
団塊世代がリタイア後の年金生活のなかからこれだけの出費にたえられるのだろうか。どこかのブログで、所詮トカイナカはゼイタクのできる金持ちリタイアだけだ、という発言を読んだがその通りだ。
国土交通省もその辺はわかっているとみえて、2住居生活者にはそれを証明する書類を提出すれば、旅行運賃の割引をうけられるような仕組みをつくる方針だという。
思うに、そもそも日本の交通費は高すぎるのだ。たとえば東京館山間わずか100キロの高速道路に5000円もかかる国は日本くらいだ。たしかに日本の道路建設には金がかかる。たとえば館山道、後半の大部分はトンネルと橋梁である。これでは諸外国のようにタダとはいくまい。応分の受益者負担はやむをえないが、それにしても高すぎる。
それと、2地域居住者だけに特権を与えるのもヘンである。単身赴任者だって、遠距離介護者だって頻繁に長距離を往復する。そういう人を差し置いて2地域居住者だけに特権をあたえるのは間違っている。だれかに特権をあたえるような割引でなく、交通費全体をさげさせるように政府は指導すべきなのだ。
高すぎる通行料に対抗する自衛手段として運転者は併走する一般道を走るよりない。これは大局的に見れば「大いなる無駄」である。
私も早くて、便利で、安全な高速道路を横目で見ながら、一般道を走ることになりそうである。
写真 車は山道を登る。かなりの急傾斜。引越しのトラックがビビッた。叱咤激励して上らせたこともあった。
これから二地域居住者が増える。団塊世代の大量退職で、膨大な退職金が、トカイナカの潜在的な重要需要をつくりだす。そしてそのためのインフラは整いはじめた。
と国土交通省は高らかに宣言している。
2005年 約100万人(都市人口の2.5%)
20010年 約190万人(都市人口の4.%)
2020年 約680万人(都市人口の17%)
2030年 約1080万人(都市人口の29%)
(都市住民のアンケート、年代別将来推計人口により)
になるという。1000万人が都市と田舎を往復しだしたらたいへんなことになる。
本当だろうか。大いに疑問がある。
ささやかな私の体験で検証してみよう。
1 情報格差。インターネットなどの普及によって、地方との情報格差が縮小している。だから2地域住居がふえる。
本当か。
地方にもブロードバンドは普及しつつある。しかしそれは地方のなかの中核都市とその周辺部であって、たまたま地方の山間部や過疎地に居を構えたものには無縁である。今後もすぐにブロードバンドは望めないのが実情だ。
インターネット通販などITを活用してビジネスを起こそうとした場合、イナカは依然としてハンデがあるのだ。
このブログはほとんどトカイで発信している。
それどころか、これはまあ、私の住んでいる山間地のせいだが、テレビさえ見られないのだ。家が建ったとき電気屋が「ここは無理だわ。よほど離れたところに高いアンテナでも立てないと」というのにはビックリした。確かに山間地ではある。しかしなんと言っても東京から1時間半の距離である。でもテレビは見られない。アナログ波も届かないなら地デジでは確実に難視聴地域。有線もここまでは引っ張れない。
となると衛星放送だけが頼りである。
無理なものは望むまい。里山ではテレビなし、で暮らそう。近頃のテレビはちっとも面白くないし、見てなくても話題に遅れることもない。
かくして我が家の主たる情報源はラジオである。NHK深夜放送を聴きつつタイムスリップしている。
テレビなし、では普通の家庭ではすまないだろう。そんな山間地が日本にはたくさんあるのだ。
ついでに、携帯電話も非常にかかりにくい。
地方に強いといわれているDOCOMOのMOVAを使っているが、確実なのは呼び出し音だけ。満足に話ができないうちに切れてしまう。結局こちらから固定電話でかけなおす。
次世代のFOMAを調べてみたら、地域外、今後もサービスの予定なし、とのこと。携帯なしには夜も日も明けぬという人は、地方に居を構える際、くれぐれもご用心。
もうひとつ。新聞の配達もないのだ。配達地域の最後の家から500メートルほど登るので、配達人が「かんべんしてほしい」とのこと。
郵便会社には感謝。宅急便のお兄さん、お姉さんも尋ね尋ねやってくる。感謝。
やっぱり山奥なんだなあ、と思う。海抜92メートルなのに。
ちなみに新聞はトカイのほうでも断った。3、4日いないとポストにたまりすぎてしまうのである。かくて、トカイでもイナカでも新聞は時々コンビニで買うものなった。オリコミの特売情報がないのが困る、というのが家内の弁。同感。
我が家はちょっと極端な情報過疎地域といえる。しかしイナカには情報格差は依然としてある、というのが私の実感である。
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