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2013年2月20日 (水)

きのうの雪は激しかった

東京、神奈川、千葉の雪の予報はからぶりだった。

ところが、当地、南房総は激しい雪。

午後1時ごろから、みぞれが降り出し、それが牡丹雪に。見る間にいつもの風景を変えていった。

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きのうは横浜に帰らないとならない。あわてて支度をする。その間にもこんなに。

幸い館山道はCLOSEになっていなかった。だが、途中で「渋滞情報」。以前雪に閉じ込められ難儀をしたことがあった。一般道に下りる。雪は少なくなり、木更津で雨と変わる。無事に帰れたが。

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600字のエッセイ

もてなしは田舎で     

横浜の住まいはいたって古くて狭い。客を呼べない。わずかに娘と孫が来るくらいである。
駅近かのマンションなので、夕方、出かけたついでにウチに寄る。娘の目的は一食つくらずに済むから。二人用の食卓に折りたたみ椅子をだして、4人で食事。帰りの遅いダンナの分もタッパーにつめてもらって帰る。

横浜でのもてなしはこれがすべて。遠来のお客様にはホテルで。近場にあったホテルが閉館してしまい、みなとみらいまで足をのばしてもらう。

気のおけない友人、知人には千葉の田舎でもてなす。そのとき採れた野菜と地場の魚が定番。キンメに人気がある。食卓は大きい。ふつうの家の2倍はある。8人は優に座れる。
つづきの居間は家具がない。夜はそこに布団を並べる。10人分くらいは大丈夫。ただし板敷の床。そこにザコ寝である。夏なら蚊帳を張る。蚊帳は大小4張りある。実家の押入れに眠っていた蚊帳。カビ臭かったが何度も洗い、干したらよみがえった。友人からの寄贈のもある。客たちはこんな寝方は久し振りとみえて、老若男女、誰しも楽しそうに床につく。

呑兵衛の客はいつまでも食卓を離れない。蚊帳越しに早寝の友の寝姿を眺めながめつつ酒を酌み交わす。もっとも年来の友も年と見えて、12時を回わり1時を過ぎると、一人二人と蚊帳にもぐる。翌朝、みんなで蚊帳をたたみ布団をあげて、にぎやかに朝食をつくる。

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