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2010年6月 5日 (土)

600字のエッセイ

スピードカレー 

一日野良仕事をして、さてこれから夕食の支度となると、とても手の込んだものはできない。そこでカレーとなる。

圧力ナベに脂を敷いて、冷凍の牛肉(スジ肉、テイル)を放り込み、加熱、加圧。その間に湯をわかし、固い野菜、ニンジン、セロリなどを切っておく。4分後ナベをシンクに運び水道水をジャーとかけて圧力を逃がし、ふたを開ける。アクを取り、湯をそそぎ、カレーのルウと野菜を放り込み、再び圧力をかける。その間に柔らかい野菜、ジャガイモ、タマネギなどをきざんでおく。3分後、圧力を抜き、野菜を放り込み再び加熱2分。

最後はよくかきまわして、圧力をかけずに煮込む。食卓のテーブルセッティングをしている間にカレーが出来あがる。その間10分少々。野菜もそれぞれほどよく柔らかくなっている。カレーが野菜や肉になじむか。これがけっこうなじむ。勿論十分煮込んで一日おいたのと比較しては酷だが。

若い頃さんざんつくった男の料理。これだけ早くできるのだから野良仕事のあとの夕食にぴったりなのだが、実は久しぶりの登場だ。 この頃はさっぱりつくらぬ。なにか杉のむく材の食堂にはあわないような気がするのだ。

「刺身や湯豆腐のようなものの方がこの家に合うような気がする」と言ったら、家人から、

「『加齢』のせいじゃないの」

と、軽くつっこまれた。

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5月末のあじさい。東京、横浜あたりよりちょっと遅い。

千葉も温暖化、東京は高温化?

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コメント

ブログ拝見。

全編を通しての主題あるいはコンセプトは、
「こころに沁みる」サビを、いかに創造するかに
かかっているでしょう。

さて、「トカイナカの暮らし」にも、
ビギナー編
ユーザー編
ヘビー・ユーザー編
そして
スリーピング編(新規ユーザー掘り起こし)などに
カテゴリーを分類し、アクセスの無駄を省くことをお勧めします。

柳さん。コメントありがとう。呉馬より。

「こころに沁みる」サビ
うーん。よくわかります。
せいいっぱいガンバリます。

また、カテゴリーについてのご提案いただきました。
「イナカ暮らしのすすめ」というタイトルである以上、もっとノウハウやアドバイスが書かれて、かつうまく分類されていなければならないでしょう。

書いているうちに少し方向ちがいが出てきました。一部修正すべきか、タイトルから変えるか、考えます。がしばらくはこのまま、とにかく書きます。

呉馬

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