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2008年9月30日 (火)

600字もエッセイ

植村直己

 木を三つ書くと「森」になる。日を三つ書くと水晶の「晶」になる。では、木偏に「毛」を三つ書くと何という字になるか。その一字だけを書いた男を、私は忘れられない。

 かつて私は、企業から依頼を受けて講師を派遣する仕事をしていた。その男とは、紹介者なしに、電話とFAXだけのやりとりだけで、東京駅の駅頭で会った。新幹線で名古屋へ。

 男はある石油会社の幹部候補生集めたセミナーで講演を行い、終了後、招聘した企業の幹部と挨拶を交わした。色紙を差し出され、「橇(そり)」と一字だけ書いた。

 ――疲れます。私には冒険が仕事になってしまいました。準備に多くの人手がかかり、莫大な資金も必要になります(こういう講演は助かります)。北極へ飛行機を飛ばすにはパイロットの手配だけではなく、関係国の許可を取らねばなりません。資材を行く先々に落とす、これって本当に冒険でしょうか。

 出発すれば危険はいっぱいですが、天候待ちはできないのです。テレビのクルーが待っているからです。アマゾンを源流から筏で下ったときのような、純粋に冒険に戻りたいです。

 帰りの新幹線の中で、その男は以上の趣旨のことをゆっくりと語った。
 東京駅で別れた。男はすぐに人ごみのなかにまぎれてしまった。

 

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オシロイバナ(黄)
 
 

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2008年9月24日 (水)

夏の花 2

野の花も負けてはいない。
干天の中、時を忘れずに咲く。
名前をちゃんと調べなければ、と思いつつつ不精している。

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、エノキの徒長した枝を切った。小さいがエノキの実がなっていた。

万葉集で「わが家の榎(エ)の実もり食む百千鳥、、、、」とうたわれたエノキの実である。
我が家のはとりわけ小さい。千鳥は来ないがそれにあわせて、ごく小さい鳥がくる。

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潅木にからんでいたのを取り、コーヒーカップスタンドに置いた。

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おまけ。車で10分ほどの海。人けない夕暮れの海岸に咲くハマユウ。

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2008年9月22日 (月)

夏の花 1

毎日日差しは強いがそれに負けずに花が咲く。
とくにめずらしい花はつくっていないが、それでも花が咲けばうれしい。

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ボリジ。花はケーキのトッピングになるが、ケーキの焼き手がいない。

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シナモンバジル

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2008年9月18日 (木)

生ハーブ茶

毎日暑いのでよく茶を飲んだ。
大きい急須にいれて、それをペットボトルに移し、冷凍庫に入れ、凍らせたのを
溶かして飲む。

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レモンバーム

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カモミール

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フェンネル これは野菜の汁みたいでいただけない。

一番飲んだのはレモングラスだが、なぜが写真がない。ハーブは

一般的に乾燥に強いので助かる。

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待ちに待った雨

南房総にやっと雨が降った。

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蛙が顔を出した。

今夏は各地でゲリラ豪雨が襲ったが、なぜか南房総には素通り。
7月後半から8月いっぱい、9月に入っても干天つづき、毎日太陽が容赦なく照りつけ、
大地は乾ききった。

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いたって強いはずの竹も、桑も気息奄々。

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畑はちょっとの水遣りではどうにもならないくらい地割れしている。

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野菜は種まきに時期。直接播いてもどうにもならないので、苗箱で。

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そろそろ畑に入れたいが、畑の土をちょっと蹴とばしてみると、まだ砂漠状態。

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13号の台風接近の地方の人には、申し訳ないが、恵の雨を期待している。

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