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2008年7月25日 (金)

600字のエッセイ

イナカ暮らしで発見   山田呉馬      

   

  トカイ育ちがイナカ暮しをして初めて気がつくこと。夜の闇、星空、月光。ウグイスの笹鳴き。ツバメが家に巣をつくったとて、ホタルが庭に飛来したとて素直にうれしい。夜、ごく小さい音に敏感になる。そんなとき天空を突き抜けるように一声、ホトトギス。

   

ほとゝぎす鳴きつるかたをながむれば

ただ有明の月ぞ残れる

  後徳大寺の左大臣の感動とはこれか。ホトトギスは平安の御世から徳川の治世まで風流文人にはかかせないアイテムのひとつ。平成の環境悪化の時代に出会うことができたという幸運に感謝。それにつけて思い出すのは、

  ほとゝぎす自由自在に聞く里は

  酒屋に三里豆腐屋に二里

  江戸狂歌の代表作のひとつ。同感しきり。それに便乗して、

  ほとゝぎす自由自在に聞く里は

  コンビニに二キロスーパーに五キロ

  車がなくてはままならぬイナカ暮らしである。ガソリンの値上げが痛い。ところで元歌の作者はつむりの光(ひかる)。当方も限りなく近い。

P7050128

ストーブの薪としていただいたものだが大きすぎて裁断できない。庭の隅に放置していた。ふとみると「うずくまる女」のようだ

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