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2007年6月21日 (木)

トカイナカのすすめ 第8回 トカイナカのいい点

トカイナカのいい点。特に遠隔地のイナカ暮らしと比較してみる。

1 なんといってもトカイには就労の機会が多い

遠隔地イナカだと、収入面でも暮らしの面でもスパッとトカイを振り捨てることになる。それは現実問題なかなかむずかしい。特に30代~50代では。トカイに仕事を持ち、金帰月来。イナカに仕事場を持ち、頻繁に打ち合わせにトカイへ、などという働き方ができるのもトカイナカならではの利点である。

2 短時間でトカイの喧騒から開放される

大都会から離れること1時間少々でも、環境を大きく変えることができる。

もちろん遠ければその分自然が濃い。

しかしトカイナカでも環境の選定を誤らなければ、十分自然は濃い。

空気が違う。夜空を仰ぐと星々。月光に照らされた庭を見る。鳥のさえずりで目を覚ます。緑が豊か。

このあたりはいかに強調してもし足りない。(これからもUPする写真とコメントで感じていただければ幸いです)

3 移動は快適

移動は車にせよ列車にせよ1時間半から2時間。ほぼ想定内の時間で移動できれば快適な時間である。

イナカ暮らしにとってトカイとのアクセス時間は大きな問題である。特に高齢になってくると長時間の移動はつらくなる。

4 家族の絆

家はさして広くなくてもいい。ジジ、ババ、パパ、ママ、子供たちがそこで寝食をともにする。むしろ狭いがゆえに、かつてはどこにもあった家族の団欒が復活する。

家族皆で食事づくり、掃除、洗濯、片付け。子供は虫取り、お散歩、行水、水遊びに夢中。家庭内の技術や伝統の伝承ができる。家族の絆を確認しあうことは今非常に大切なことだ。(お疲れのパパもアクセス時間が短ければ家族を連れて来られる)

5 友人、知人が来やすい

アクセス時間が短いと友人知人を招きやすい。友人知人の方も気楽に来ることができる。日帰りも出来る。第二の人生とはいえ勝手知ったる友とまったく離れ離れになるのはつらい。

まだまだトカイナカのメリットはある。

続きは次回に。

写真 車は館山道路を南下する。鋸山(のこぎりやま)が正面に迫ってくる。ここを越えると気温が1度上がるといわれた。今はむしろ東京の気温の方が高く感じることが多い。

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