トカイナカのすすめ 第4回 人によって異なるトカイナカの意味
さてここまで書いてきて、改めて「トカイナカ」って何かという素朴な疑問に かられた。いくつかのブログをみたところ、人によって意味合いがすこしずつ異なるようだった。 そこで、私流に定義をしてみると、 トカイナカとは、公共の交通機関や自家用車で、都市の中心から1時間30分~2時間程度で到着できる、自然もそれなりに豊かな土地で暮らすライフスタイル。 田舎の自然、スローライフを楽しむ一方、かなりの頻度で都会との間を行き来して、都市の高度な利便性や文化性をも享受しようとする。 団塊世代では、第2の人生を都市に縛られず自由に暮らそうと思う人が多くなり、トカイナカが最近注目されている。またシニア層ばかりでなく、中年、若者層でも、それぞれのライフスタイルにあわせて、都会プラス田舎の「トカイナカ」を志向する傾向が顕著になってきた。 その場合、根拠地をどちらに置くかによって、 1 田舎に住み変えをはかり、かなりの頻度で都会へでかける。 2 都会に居を残しながら、新たに田舎に居を構え、往復する。 の二つのスタイルが考えられるが、どちらもトカイナカとして差しつかえない。 田舎の候補地としては、都市とのアクセス時間を最重視し、またある程度の生活の利便性も考慮することから、いわゆる有名観光地や別荘地の「風光明媚、温泉、レジャー施設」などにこだわらない、というのもトカイナカ人の傾向である。 私の場合は、都会に居を残しながら、新たに田舎に居を構え、往復する。トカイナカ生活だが、なぜそうなったか、については次回に。 写真 アクアラインを金田で降りた道。広い道が有料道路と平行に走っている。節約のためこちらを行く。
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