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2011年3月 1日 (火)

望ましくない電柱 

   
英国の雑誌「カントリーライフ」の最後にこんな広告がのっていた。

トマス&トマス社は、望ましくない電柱を取り除くノウハウと経験を持つています。英国内ならどこでも、電力会社と交渉して、電柱を取り除く、移動する、地下に埋没させ、望ましくない電柱を取り除いてくれる、というのだ。それもアナタが電力会社へ支払うことなしに。

そういえば、本文中には、広々した芝生の向こうに清楚なカントリーハウスが写真が並ぶが、どれにも電柱は見当たらない。英国ではイナカでも電柱は除かれるものと相場が決まっているのだ。

翻って、私の力及ばず体験。イナカに山荘を新築の折、設計家とさんざん検討したが、風景を邪魔してしまう電柱を避けることができなかった。電力会社は、電気の供給工事を山の中でも無料でしてくれる。そのために新しく電柱を立てる。ただし遠くに立てる、地下に埋設するという選択肢はとることがない。
結局、南面の一番いいところに、外から家の外観を見る折にも、家の内部から外の風景を楽しむ折りにも、無粋としかいえないコンクリートの柱がヌツと立つことになってしまった。

考えてみれば、ここは英国じゃない。トマス&トマス社もない。イナカに於いては勿論、トカイですら、一部の地域以外は、交通に邪魔な電柱が林立し、空を見上げれば電線、電話線、有線ケーブルが縦横無尽に走りまわっているのだから。

Photo 

実際の写真をさがしたが、こんなのしかなかった。わざわざ電柱を真ん中にして撮った写真はない。

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2月26日、鋸南町で祭りがあった。竹筒にろうそくを灯すだけの素朴な祭り。



夕暮れになると河津桜に明かりが映えて、はんなりした気分になれる。

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2011年2月13日 (日)

600字のエッセイ

無縁社会       

無縁社会が今問題になっている。

同年輩の友人A君はメールで言う。

「ボクは、ボクの住む団地240世帯のなかでの地縁づくりを、今後も続けていこうと思う。住民は四十代・五十代の働き盛りで、無縁社会という新たな現象に目を背けている。しかし、会社を辞めると〝社縁〟がぷつんと切れてしまうのだから。」彼の呼びかけで団地内で餅つきやトン汁、芋煮の会が開かれている。

 同じく熟年の友人B君はメールで、
「無縁社会には、ボクはたいして危機感は持っていない。むしろ日本社会の進化だと思っているくらいだ」という。
 
  日本人は地縁血縁の〝義理民族〟の最たるもので、つながっていなければ生きていけなかった。ようやく縁や義理の社会から個人主義(自由主義)へ変化することができた。今の高齢者の単身化も、若者の非婚化も「個人=自由」志向といえる、と。自由志向や自立志向の強い人間にとって「縁」は逆に障害となる。そういう意味の「無縁化」現象なら進化だと見るべき。
 
 さて、見解を求められた私は、戸惑うばかりだ。地縁血縁の大切さはわかるが、一方で人とのつき合いに、最近特にわずらわしさを覚える。
例えば年末年始。忘年会に始まって、歳暮を贈り、賀状を書き、大掃除、新年のしつらえ、年が明ければ、年始の家族を迎え、お年玉を配る。翌日は年始の客となり、それが新年会へとつづく。

疲れる。逃げたい。そんなら逃げてもいい。しかし、わずらわしい行事をひとつ一つこなすことが、即ち地縁血縁を強固にすることになるのだ。縁か個人主義か、どっちとも言えないのだ。
   

2011年2月11日 (金)

春浅し

よし、クリスマスローズを初挑戦するぞ、と決心して、まず2本だけ買ってきた。
どうなることやら。

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かねてから洋木だけを植えようと思っていた。7年前ミモザを植えたが、4年目に青虫にやられた。
今回はその場所にライラック(リラ)を植えた。どうなることやら。

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ついでに薪の近況。
知り合いの敷地から出た大量の伐採材をわけてもらった。

チェーンソーと丸ノコで切れば、今年分の薪はなんとか確保できるだろう。

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ついでにお隣の菜の花畑
つぼみを何度か収穫し、市場に出したあと。
しかしまだつぼみを持ち、咲く。一面黄色になる。
6月ごろ刈り取られ、畑にもどされる。畑は秋までお休み。

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2011年2月10日 (木)

600字のエッセイ

梅乃家あるいは梅の家 

  
 千葉県富津市竹岡にあるラーメン屋を紹介させていただく。ラーメン好きならわざわざでも行ってみたい店。名を梅乃家という。

 ここまで書いてふと疑問がおこった。「梅乃家」だったか、「梅の家」だったか。こういうとき便利なのがインターネット。さっそく検索して信頼のおけそうなブログを見ると「梅乃家」となっている。店の外観写真も載っている。見ると看板は「梅の家」となっている。

 ブログの続きを読んでみた。「このへんの細かいところに頓着しないのが、千葉房総人らしい。ラーメンがまさにその通りで、唯一のこだわりがチャーシュウの量。はんぱでない。スープは、チャーシュウをつくる際醤油で煮込んだ煮汁を、白湯でわっただけ。麺はなんと乾麺(早い話がインスタント)。添えの野菜はたまねぎのスライス。大まかもいいとこ」。

 ボクの書きたかったことがすでに書かれていた。その上「ダシのいいにおいが車道に流れ、車で通り過ぎるだけで、必ずにおってくる」なんてことまで添えられている。これ以上つけ加えることはない。ネットの発展はいいことだが、何か見つけてさかしらにレポートしても、ネットに乗ってるよ、といわれて、お仕舞いになりかねない。

「スープには醤油のえぐみ、からさがなく、すっと飲める。乾麺のコシは炭火で一気に炊き上げただけあって、しっかりしている。単純につくられたものの不思議なおいしさ」とブログは結んでいる。困ったことに、まったく同感なのである。

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2月の7日、12月に咲き始めたスイセンももう終わり。

日本スイセンは、正月の花なのだ。同位置で撮った下の写真と比べてみてください。

2011年1月25日 (火)

好天つづく

この時期、南房総、鋸南付近は、スイセン。ハイキングロードも、私の家の玄関先も、満開である。

雨がふらず、気温が平年より低いせいで、花もちがいい。

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たびたびの掲載で恐縮です。

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スイセンはふつう2,3輪 清楚にいけるものだが、ちょっとまとめたもの。

丈の長い花茎は途中で折れてしまうのがある。それを集めてみた。

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午後3時の西空。夏のような雲がわきあがった。

それも一瞬のこと。

↓ 午後5時。いつもの夕焼け。

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2011年1月20日 (木)

600字のエッセイ

三菱一号館          

 東京駅から五分のところに三菱一号館が復元され、昨年の春、美術館としてオープンした。
 さっそく行ってみた。実はこの建物のすぐそばで私は生まれ、4歳まで育ったのだ。

 私が父母、祖父母と暮らしていたのは、仲四号館であった、という。
 四号館もテナントビルで、小さな会社や弁護士なども店子として入っていた。しかし、住宅があったという記録はない。なぜそこに住んでいたのだろうか。くわしい事情はわからない。

 一号館が開館してすぐ尋ねたのはほかでもない、私のふるさと探し。父母から聞いた暮らしぶりではなく、自分自身の記憶がよみがえってこないか、と期待したのだ。一号館も四号館も煉瓦造りの三階建て、半地下の地下室。共通した部分が多い。しかし、昔の記憶はまったく甦ってこなかった。

理由は復元のせいもある。レンガも隅石も金具もすべて新しい。残っていた設計図にもとずく「新築」である。廊下も部屋も汚れ、においといったものが何もないのだ。
 
実家に帰った。そこには一枚の写真があった。赤ん坊が厚いビロード張りの椅子に素っ裸で座っている。いがぐり頭がようやくすわっているところを見ると満一歳を越えたあたりか。股間に手をやっているが、ちんちんは丸見えである。これが七十年も前の私だ。なにしろ古い写真でだいぶかすれているが、隅にエンボスの印があり、かすかに「丸の内写真館」と読める。

蛇足

父は三菱系の会社のサラリーマンであった。当時、会社員のことを「腰弁」といったそうだ。三菱はそんな腰弁にも住宅の面倒をみていたのであろう。扶養家族の多かった父には特別なはからいで事務所を住宅に改造して住まわせたのかもしれない。
戦争の足音が高くなって、都心を離れることになる。

土づくり

秋野菜もトンネル栽培の野菜をのぞいて、ほとんど収穫が終わった。
そこで、この時期に畑の土造り。

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まず、寒い時期を生かして、畑の土をさらす作業。スコップで掘り起こす。
きつい粘土層だった畑も毎年のこの作業で、次第にやわらかな黒土に変化してきた。
根の浅い葉菜ならこれでいいが、大根、サツマイモなどの根菜にはまだまだ土の柔らかさがたりない。

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堆肥の導入。隣村の乳牛牧場でできた牛糞堆肥を運び込んでもらった。
2トン車いっぱいで、運送料こみ7000円であった。

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それをネコ(一輪車)で運び、さらした土にのせ、鶏糞、苦土石灰を加えて、耕運機でまぜこむ。 
けっこうな運動量である。とても1,2日ではできない。春までこの作業はつづく

2010年12月28日 (火)

追加

追加

もう数枚絵を載せようとおもったのですが、

「リッチもモードに変更できません」というメッセージがでてしまいました。
新しい稿をおこして、掲載します。

5歳の孫の絵

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ルビーちゃん、ドラえもん、おともだち、ハートちゃんだそうです。

ひらがなが読めるようになり、書くようになると、指先が自由に動き、この時代に描いていた面白い線は消えてしまうでしょう。

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